のあ(noa)の雑記帳

自分が書きたい様々なテーマに関して書く、ある意味好き勝手なブログです。

Worlds 2019のメタを考える(LoL)

こんにちは。ついにWorldsの時期がやってきました。実はこのブログも2年目に突入しています。去年も同じような記事を書いていましたが急ぎ足だったのでそうならないためにも今のうちからしっかり考えようということで書いています。昨年の記事はこちら。アフターショックリサンドラとか知ってたのにちゃんと書かなかったことを後悔しています。

worldsのpick予想(急ぎ足) - のあ(noa)の雑記帳

 

9.19のパッチノートはこれ。考察は有名ストリーマーの動画や有名サイトの考察を参照していただければと思います。具体的な数値を追えるだけの知識はまだ整っていません。

jp.leagueoflegends.com

 

 

じゃあこの記事は何を考えるの?ということですが、Worldsのban/pickに注目していきたいと思います。何が強いの?どんなチャンプが出てくる?自分が振り返るメモ書きとしても書いていきたいと思います。

 

1phase ban筆頭候補

まずは「これはban安定でしょ」というようなチャンプ。レッドサイドを選択したチームはここをbanしていくことになるんじゃないかなぁ、と。高確率からもしかすると…まで一通りチャンプをあげてから理由を記載します。

パンテオン

top/midのフレックス性、および序盤のレーン戦の強さは明らかに突出しています。その上タワーダイブも難なくこなすことができること、ultによる他レーンへの介入、集団戦の強制によるゲームテンポの高速化など序盤から中盤において強い要素が詰まっています。こんなんbanでしょ。パンテ空いた試合でいつか必ず『これはbanしないとダメだわ』ってなる。間違いない。

 

レネクトン

パンテオンとかなり似た理由です。top/midのフレックス性、レーン戦での強さ。何よりgank合わせの強力さは序盤からゲームを動かしやすく、またショウジンの矛が早く完成したタイミングでのパワーは明らかに強すぎると思います。

 

上記2体に対してプロが何を出すのかというのはかなり興味があります。何らかの回答を持って成功させればかなり有利になるはずです。

 

グラガス

ジャングルのクリア能力がナーフされました。が、gankの強さは何も変わっていません。プレデター発動からのレーンgankはやはり脅威です。APジャングラーのパワースパイクの速さが変わっていないことも考えてこの位置でしょう。

 

アイテム基礎能力値だけでみたとき、APジャングルエンチャントである『ルーンエコー』は合計金額が2500Gで80AP、300マナ、10%CDRという基礎能力値の高さ。同額のプロトベルトは60AP、300HP、10%CDRであることからかなり強いことがわかるかと思います。ジャングラーという序盤のバーストが重要ということを考えれば当然採用率は高くなります。

 

ザヤ

ザヤの位置は正直悩んでいます。9.18における基礎ARの低下とRのCD増加はかなりきついナーフです。ただし、ザヤ-ラカンの組み合わせは以前として強力なこと、フック系supとのCCチェインが強力であること、チーム構成を狭めないことからこの位置です。ただ、ザヤよりもラカンのbanが多くなるかもしれないとは思います。ラカンのエンゲージ能力は高評価ですし、機動力も他のsupにはない魅力です。

 

ここまでが特にban/pick常連チャンプだと思います。ザヤはblueサイドがbanする可能性も考慮しています。タムケンチもナーフされた今、redがレネク/パンテ/グラガスのどれかを開けた際にblue側が取らされ、返しでザヤ-ラカンを取られた際に何をだすのかという問題です。ルシアン-レオナと取るとチーム全体として序盤から動かす構成にどうしてもなりがちで、そこに対して耐えられてしまうときつくなることも考えるとなかなか厳しいんじゃないかなと思います。

 

エリス

序盤のgankが強力であること、APジャングラーであること、サイラスがナーフされた(一部戻されてまた出てきそうだが…)ことから採用率が高くなると考えています。レネク/パンテとのgankセットアップが超強力なのも追い風。

 

オラフ

候補としてあがる、というレベル。オラフを得意とするプレイヤーが一定数いる中で現状ブリンク持ちチャンプが減っていることで追い性能やビルドによる腐りにくい特徴が安定性につながる。僕が今一番ジャングラーで熱いと思っているチャンプ。

 

 

以上が1phase ban筆頭候補として可能性の高いチャンプです。あくまで予想ですが…

これまでの大会シーンでよく見た『エイトロックス、アカリ、ユーミ』はかなり減るでしょう。本来だとここにサイラスも書いてあるはずなのですが執筆中にナーフが一部撤回されるということで…

 

 

優先度の高いチャンプ達と傾向

ここではworldsのメタを作っていくであろう実際にpickされるチャンプから、特に優先度高めで使われるであろうチャンプを書いていきます。ここはレーンごとになります。書き方は箇条書きの後に全体をまとめた文章として理由です。上に出てきたチャンプは名前だけ書きます。

と思ったのですが、どうしても多くなりがちだったので『上位5チャンプ予想』とさせていただきます。

 

top

パンテオン、レネクトンが存在感を発揮する中で、バフされたフィオラをはじめとするスプリットが得意なチャンプで1-3-1をする。集団戦して勝ち切るタンクもなかなかいないしそもそもprotect adcもそんなに強くない。プロではリスクを避ける傾向が強いのでスプリット系チャンプの評価は上がると思います。だからシェンも見ること多いと思います。

ただし、集団戦に重きをおいたpickとしてナーやケネンは一定数見ると思いますし、全体へのマッププレッシャーとしてGPだったりクレッドといったチャンプも見られると思います。

正直、これまでのtopからエイトロックス、アカリが消えただけだと思います。

 

jg
  • グラガス
  • エリス
  • オラフ
  • リーシン
  • スカーナー

jgはタンク性能よりもgank性能、少数戦性能が優先されると思います。なのでグラガスやエリス、オラフといったチャンプを先程あげました。サイラスはARの低下があったもののクリア速度が驚くほど遅くなったので(1周目のパッシブAAが対象以外に対して20くらいのダメージ、イブリンのQとほぼ同じくらい)、こいつらに襲われて終わりだと思います。

リーシンは上記の理由に合致するADジャングラーとして高評価でしょう。スカーナーはタンクよりですがgank性能、少数戦、キャッチ能力といったところはかなり強力で味方も合わせやすいかつ腐りづらいということでpickされると思います。

 

 

mid
  • パンテオン
  • レネクトン
  • ルブラン
  • シンドラ
  • オリアナ
  • キヤナ
  • ニーコ

上2体は省略。というかこいつらはmidに来んな。ということでそれ以外に5体あげました。

midはこれまでの積み重なったナーフの結果、『ユーティリティ性』が残りました。が、その中でなぜか生き残ったルブランという脅威が存在しています。なんでこいつがmid先出し安定チャンプになりつつあるんだ。

やはりシンドラ、オリアナは外せないでしょう。worldsに出てくるようにバフされてますし。キヤナはナーフが一度入っていますがそれでも出てくるでしょう。特にEUチームで。

ユーティリティ性ということでグレイシャルニーコはみることになると思います。中盤のキャッチ性能が魅力的です。

 

adc
  • ザヤ
  • カイサ
  • ルシアン
  • ジンクス
  • シヴィア

ザヤ、カイサ、ルシアンあたりがよく見るかもしれないと思います。正直多様性はあまりないかも。

ジンクスはsoloQでは評価高いもののプロシーンではどうなのか…というところです。シヴィアは、困ったとき用かなぁ…(候補に困っている、というかマークスマンの選出基準に悩む)

また、その他のbotキャリーとして、

などが候補としてあがってくるでしょう。worldsではそれなりの頻度で見ることになるでしょう。

明確なパワースパイクがあり、なおかつセットアップが少なくて済むチャンプが優先されるのではないでしょうか。ザヤは無理に当たっても自衛能力からダメージ出せますし、カイサ、ルシアンはバーストダメージで一気に倒せるポテンシャル。シヴィアは集まればいいし…みたいな(適当)。

 

sup
  • ノーチラス
  • スレッシュ
  • レオナ
  • ラカン
  • パイク

ノーチが強い、つまりメイジ系supはいなくなる。という前提のもとの予想です。シンプルに、かつ誰でも予想できるチャンプ達が出てくるだろう、という印象です。今のタンクsupで出てくるチャンプってエンゲージはもちろんキャッチも強力だからバロンベイトとかオブジェクト周りの圧力も高いから高評価になるのは仕方ない。

 

その他

このチャンプは!?みたいな声にお応えして(自分で思っただけ)、これまでほとんど触れていないけど注目しているチャンプを羅列しておきます。箇条書きで一言コメントします。

  • エイトロックス(何回か初週に出てくるもすぐ消える)
  • アカリ(midで得意な人が使う、くらい)
  • ユーミ(エンゲージがチームに十分あるときくらいは使えそう)
  • ソナ-タリック(もう一度上がって来られる環境ではある)
  • スウェイン-ザイラ(レーン戦を圧倒するために。対ラカンなどで起用できそう)
  • モルデカイザー(先出し安定topになるポテンシャルはある)
  • エコー(シンドラカウンターになる、試すチームは多そう)
  • ゾーイ(後出しで出せるチャンプは一定数)
  • コーキ(EUでは未だに評価が高い)
  • ブリッツ(困ったときはこいつで解決(?))
  • ガリオ(パワーにあふれている、midで相手を圧倒して動けるプレッシャー)
  • オーン(タンクで出てくるならまずはこいつから。構成選ばない)
  • ハイマー(botでの運用)
  • クイン(対レネクトンにクレンズ持つ)

 

まとめ(総評)

今季はopチャンプがしっかり存在するものの、構成自体は色々試せるメタだと思います。なので注目チャンプ数も多くなりました。ゲーム全体としてはテンポは早いメタが構築されていくのではないでしょうか。レイトゲーム”に”強いチャンプはかなり厳しい環境で、レイトゲーム”も”活躍できるチャンプが保険として使われるようになってくるとタンクが出てくるメタも構築されていくでしょう。

 

 

全部で4300字程度のこんな記事を最後まで読んでくださった方は本当にありがとうございます。ブログ内やTwitterでのコメント大歓迎ですし、気に入っていただけたのであればぜひ拡散してもらえると喜びます。それでは。